- 深く考えられない
- モヤモヤしたままの状態で放置してる
- 頭の回転を速くしたい
- ストレスを少なくしたい

この記事では【ゼロ秒思考】の書評をしていくよー。

本書の内容を試してみたら、
頭の中がスッキリしましたね。
概要・紹介
著者:赤羽 雄二
発行:ダイヤモンド社
ページ数:214
初版年月日:2013年12月
世界44カ国に80以上の支社を持っている大企業、マッキンゼーで働いてた著者のメモ術。
頭の中をスッキリさせてくれる、そんな1冊です。
これまで以上に「深く」、「早く」考えられるようになること間違いなし。
グッときたポイント2選
グッときたポイント2選を紹介します。
日本人は考えるクセがついていない?

私たち日本人は、昔から考える訓練がされてません。
学校の授業でも、先生が生徒に対して一方的に教えることが多いですよね。
さらには、他人と議論することが苦手な傾向もあります。
- 上司の意見に反対したら、険悪なムードになるんじゃないか?
- わざわざ波風を立てるぐらいなら、黙ってやり過ごした方がいいのでは?
こんな風に思ったことはありませんか?
”KY(空気が読めない)”なんて言葉もあるぐらいですw
一方アメリカでは、ディベートが学校教育の一部になっているそうです。
自分の考えを相手に伝えることで、相手を説得するために論理的な説明が必要となります。
なので、上からの指示に脳死で従うのではなく、普段から考えるクセがついてるんですね。

言いたい事も言えないこんな世の中じゃ♪
考えても無駄

この本では、頭をフル活用するためのメモの書き方を説明してます。
なんでも好きな事をメモに書いていくんですが…
書き方の注文がなかなか細かいですw
紙はA4とか、横に書くとか…
その中でもびっくりしたのが、「1分以内に書く」ということ。
1分ですよ?そんなの考えてるうちに過ぎちゃいますよね?
最初に読んだときは「絶対無理でしょ」と思ってました。
なぜそんなに早く書くのか?
人間はもともと素晴らしい判断力、思考力、行動力を持っている。
しかし甘やかされた環境や、人と摩擦を起こすなといった風潮のせいで、能力を発揮できていない。
本の著者はこう考えているそうです。
そういえば僕も思い出したことがあります。
将棋界のトップスター、羽生善治さんが言っていたことを…
「長考に好手なし」
長く考えてもいい手が指せるわけではない、長く考えてるということは迷ってるということ。
それどころが2時間も3時間も考えた結果、最初に思いついた手を指すことも多い。
こんなことを言っていました。(記憶違いだったらすみませんw)
つまり、そんなに時間をかけて考えても最善の答えが出るわけではないのです。
皆さんも無駄に長い会議や、思考が堂々巡りしてしまうといった経験ありますよね。
そんな方はメモに書くと頭がスッキリしますよ。

何も考えずに思った事を書きなぐってみたら
思いのほか1分で書けましたw
まとめ
『ゼロ秒思考 : 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』のまとめになります。
- 長い時間かけて考えたらいい答えが得られるわけではない
- 思い立ったらすぐメモを取れ
正直こんなにメモが奥深いものだとは思ってませんでした。
メモなんて「会社」と「買い物に行くとき」しか使わないものだと思ってましたねw
本記事ではあまり触れてませんが、メモを書くときの細かいルールが本書に載ってるので気になった方は1度手に取ってみて下さいね。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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