- 本を読む理由がピンとこない
- 本の内容を忘れてしまう
- 本の選び方がわからない
- ハズレ本を買ってしまう

この記事では【読んだら忘れない読書術】の書評をしていくよー。

僕も本を読むのが苦手だったんですよねー。
本を読む習慣がない人には超おすすめの1冊になってますー。
概要・紹介
著者:樺沢紫苑
発行:サンマーク
ページ数:251
初版年月日:2015年4月
この本を、一言で説明するなら”本を読むための本”だと思います。
あまり本を読まない人、本の選び方がわからない人におすすめしたい1冊です。
逆に、「本を読む、覚える、選ぶ上級者」にはおすすめしません。
グッときたポイント3選
グッときたポイント3選を紹介します。
読書によって得られるメリット

みなさんは本を読んでますか?
僕は本を読むのが苦手でした。
正直「本なんか読んで意味あるの?」とか「マンガの方が面白いじゃん」と思ってましたw
1年たって古くなるのが「情報」、10年たっても古くならないのが「知識」です。
そんな中で、上記の文章はとても印象に残りましたね。
本から得られるものは”知識”!
今日見たニュースの「情報」が1年後に役に立ったことありますか?
では、10年前に買った本はどうでしょう?
おそらく10年前に買った本の方が、今でも役に立つ事が多いはず。
それは、いろんな「情報」をまとめて「知識」へと変換してくれているのが本だからです。
これを聞いて、「本を読まないなんてもったいない」と思いませんか?
本をたくさん読めば、将来の選択肢を広げることができます。
選択肢が増える!
みなさん薄々気づいているんじゃないでしょうか?
知らないことは、そもそも実行できないですよね?
例えば、「おすすめの温泉」や「日本100名山」も知らないと行けないし、「ふるさと納税」など知らないと損することだっていっぱいあります。
というか僕の場合は、振り返ってみれば知識がないから損してることの方が多かったかもしれませんw
「無駄な保険に加入してた」とか「同じ物を高い値段で買ってたり」とか…w
この本では「読書は将来の選択肢を増やす」と書いてありますが、個人的にはそれよりも「損しないため」もしくは「自分を守るため」にも読書は必要と思いましたね。
記憶に残る本の読み方

「気づき」にマーカーを引く
自分が知らなった新たな「気づき」を得られた箇所に引くのがポイント!
みなさん、受験勉強の時にやりませんでしたか?
マーカーでラインを引いたり、書き込んだりすることで、より脳が活性化して記憶に残りやすくなるそうです。
ちなみに、僕は本を汚すのに抵抗がある人間なので、マーカーの代わりに付箋を貼ってます。
人に話す
本の内容を人に説明するのも効果的です。
人に説明するためには、内容を思い出して整理しなければいけませんので、アウトプット効果がかなり高いそうです。
「でも、友達いないからなあ」と思ったみなさん。
安心してください。僕も友達がいませんw
LINEのトーク履歴はせいぜい2~3人、それ以外は「贅沢コピー品」とかいう詐欺アカウントと「前澤さん」ぐらいですw
なので今のところは壁に向かって1人でしゃべってますw
今後いい解決方法が見つかったら、みなさんとシェアしたいと思います。
感想をシェアする
読んだ感想を、SNSなどでシェアするのも記憶に残りやすくなるそうです。
SNSに投稿することで、たくさんの人の目に留まりコメントされることで、脳が「楽しい」と感じてモチベーションが上がります。
文章を書くのに慣れてない人は「心に響いた箇所を1行~2行だけ書き写して、自分なりのコメントを書く」のもアリ。
これなら手軽にできるので、個人的にはおすすめできるなと思いました。
最後に上級者向けですが、書評(レビュー)を書くまでいくと、かなりレベルアップしたと思っていいですよね。
失敗しない本の選び方

本選びに失敗したことはありますか?
僕はめっちゃありますw
まだ読書の初心者だったころに、ドフトエフスキーの「罪と罰」を買って、難しいと感じて途中で投げ出しちゃいましたw
数年後に読み返してみたら面白かったんですけどね。
そんな経験をしてきて、「どうやって本を選ぶのがいいんだろう?」とずっと考えてたんですが、本書の内容がすごく参考になったので紹介します。
レビューを参考にする
「当たり前じゃん」と思った方。
ちょっと待ってください!
レビューの内容をそのまま鵜呑みにしないでください!
どういうことなのか?
例えばこんなレビューがあったとします。
- 当たり前のことしか書いてなくてつまらなかった
- 誰でも知っている。星1つもつけたくない
こんなレビュー、裏を返せば「初心者にとってはわかりやすい本」かもしれません。
あくまでも「その人のレベルにはあってなかった」ということです。
このように書いてある内容を鵜呑みにせず、どういう意図でレビューしたのか考えると、自分が求めてる本に出会いやすくなると思います。
人が勧める本を買う
自分が「なりたい人」や「価値観があう友人」がおすすめする本は、ハズレが少ないという説。
「なりたい人」が勧めてる本は、その人が成長していく上で役に立ったわけですから、自分が目指している目標などの参考になることが多いです。
僕は東野圭吾さんの小説が好きでよく読みます。
友人もこの著者が好きで、本を貸してもらったりします。
今のところ貸してもらった本にハズレはなく、すべて楽しく読ませてもらってますよ。
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「読んだら忘れない読書術」のまとめになります。
- 読書で得られるものは「10年たっても使える”知識”」
- 読書すると選択肢が増える
- 「気づき」にマーカーを引く、付箋を貼る
- 人が勧める本を買う
冒頭でもお伝えしましたが、”本を読むための本”だと思いました。
本を読む習慣がない人には超おすすめの一冊となっておりますー。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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