- サクッと読める本を探している
- 新しいことに挑戦しようとしている
- 同じことを繰り返す日々を送っている

この記事では【チーズはどこへ消えた?】の書評をしていくよー。

自分を客観的に見るための、
いい機会を与えてくれる本でしたー。
概要・紹介
著者:ジョンソン・スペンサー(著)、長崎 訓子(著)、門田 美鈴(訳)
発行:扶桑社
ページ数:94
初版年月日:2000年11月
最初この本が家に届いたとき、こう思いました。
「うすっ!!」
そうなんです。本書は94ページしかないんです。
なので、サクッと読めちゃいますw
小学生でも読めるシンプルな物語ですが、とても考えさせられる内容になっていておすすめです。
逆に、実用的なビジネス書を求めてる人にはおすすめできないかもしれません。
あらすじ
あらすじを簡単に言うと、「2匹のネズミと2人の小人が迷路でチーズを探す物語」です。
ある日、迷路でとうとう大量のチーズを発見したネズミと小人。
「これだけあればずっと大丈夫だ」と安心していた小人に対して、新しいチーズを探すのをやめなかったネズミ達。
そんな中、大量にあったはずのチーズがなくなってしまいます。
さあ、ネズミ達と小人達はこれからどうなるのか…

どうですか?
シンプルなストーリーですよね。
グッときたポイント3選
グッときたポイント3選を紹介します。
チーズはだんだん少なくなっていた!

チーズはだんだん少なくなっていた!
ネズミ達は気づいてました。
チーズが確実に少なくなっていることに。
そして慌てることなく新しいチーズを探しに行きました。
一方で小人達はというと…
文句を言ったり、途方に暮れたり、数日の間ぼーっとしていました。
初めてこれを読んだときに「ゆでガエル」の話しを思い出しました。
茹でガエル(ゆでガエル、英語: Boiling frog)、茹でガエル現象(ゆでガエルげんしょう)、茹でガエルの法則(ゆでガエルのほうそく)とは、ビジネス環境の変化に対応する事の重要性、困難性を指摘するために用いられる警句のひとつ。「カエルは、いきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて水温を上げていくと逃げ出すタイミングを失い最後には死んでしまう(茹でガエル)」という作り話が由来。
引用元:茹でガエル – Wikipedia
つまり、急な変化には気づきやすいが、ゆっくりとした変化には気づきにくいというお話し。
これっていろんな事に当てはまると思うんですよね。
大きな病気にも予兆があったり、少子化問題だったり…
どうでしょうか?ゆでガエルになってませんか?
ちなみに僕はゆでガエルになってましたw(とういか気づかないフリをしていました。)
心と体の変化を無視し続けた結果…
精神疾患になっちゃいましたw

皆さんも、一度でいいから
現在の自分を客観的に見て欲しいですねー。
現状維持という思考停止

変化を受け入れようっ!
物語の続き…
チーズがなくなり、数日の間ぼーっとしてた2人の小人。(ヘムとホー)
やがて2人の小人の中に変化が起き始めます。
1人の小人(ヘム)は「チーズはきっと戻ってくる」と言って、全く動こうとしません。
一方、もう1人の小人(ホー)が”チーズがなくなったという事実”を受け入れて、新しいチーズを探しに動き出します。
結果は、、、だいたい想像できますよねw
ホーは新しいチーズを見つけることができました。

当たり前ですが動かないと
何も得ることはできませんよねー。
僕の両親が2人の小人(ヘムとホー)にめっちゃ重なるんですよねw
例えば…
母:「LINEが便利らしいから使い方を教えて欲しい」
父:「LINEなんか信用できないから絶対に使わない」
母:「電気代が高いからLEDに変えるべき」
父:「電球を買いに行って、付け替える手間を考えると意味ない」
決して変化を受け入れない父と、変化を受け入れる母。
まるでヘムとホーみたいですw
最近は技術の進化がものすごく早いですよね。
ついていくのが大変だと思いますが、変化を受け入れていきましょう。
行動するバカしか勝たん!

行動するバカしか勝たん!
この物語で1番の勝ち組は誰なのか?
それは、真っ先に新しいチーズを探しに行ったネズミ達です。
物語の中では頭がそれほどよくないネズミ達ですが、すぐにチーズを探しに行きました。
そして、誰よりも先にチーズを見つけることができました。
これは世の中の心理をついてると思いましたね。
料理の本ばかり読んでいても、実際に料理しないと上手くなりませんよね?
泳ぎ方の勉強ばかりしていても、実際に泳がないといつまでたってもカナヅチのままでしょう。
僕もどっちかというと頭でっかちで行動に移せないタイプなんですよねw
なので何か新しいことに挑戦するときは、
「フットワークの軽いバカ」になるように心がけています。

行動あるのみっ。
まとめ
『チーズはどこへ消えた?』のまとめになります。
- ゆっくりとした変化には気づきにくい
- 変化を受け入れる
- 行動するバカしか勝たん!
サクッと読めるけど、考えさせられる本でしたー。
新しいことに挑戦しようとしてる人の背中をそっと押してくれる1冊になってます。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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