- 面白い本が知りたいっ
- 本を楽しみたいっ
- まなちゃんのことが好きな人

この記事では【まなの本棚】の書評をしていくよー。

一言だけ言わせてください。
「まなちゃんありがとうっ」
概要・紹介
著者:芦田愛菜
発行:小学館
ページ数:240
初版年月日:2019年7月23日
マル・マル・モリ・モリ みんな食べるよ ツル・ツル・テカ・テカ 明日も晴れるかな
はい、皆さんご存じ芦田愛菜ちゃんです。
まなちゃんは年間100冊以上も本を読むかなりの読書家。
そんな彼女がおすすめする100冊の本を紹介してくれます。
さらに、人が何かをするときに大切な「楽しむ」という感情がこの1冊から伝わってきました。
グッときたポイント2選
グッときたポイント2選を紹介します。
本の感想に”正解”はない?

本の感想に”正解”はない!
これは、あらためて大切な事だなと感じましたね。
僕はこのように、ブログを通して映画や本の感想を書いてるわけですが…
気がつくと、「読者が共感できる内容」や「興味を惹かれる文章」を書こうとしてるんですよね。
もちろん、それも大事だと思ってます。
しかし、好み、考え、性格は人によってそれぞれ違います。
それは本を読んだ人の数だけ感想があるということ。
そこに、正解もなければ、間違いもないんですよね。
いきなりですが”エコーチェンバー現象”という言葉をご存知でしょうか?
エコーチェンバー現象(エコーチェンバーげんしょう/反響室現象、英: echo chamber)とは、自分と似た意見や思想を持った人々が集まる場(電子掲示板やSNSなど)にて、自分の意見や思想が肯定されることで、それらが正解であるかのごとく勘違いする[1]、又は価値観の似た者同士で交流・共感し合うことにより、特定の意見や思想が増幅する現象[2]。
引用元:エコーチェンバー現象 – Wikipedia
皆さんは、ネット上にある映画や本の感想を「自分の感想のように思った」ことはありませんか?
いま世界中で「自分で考えることができない」若者が増えているそうです。
なぜなら、自分で考えなくてもネットで答えや、他人の意見が簡単に見れちゃうから…
これは、インターネットが普及して便利な世の中になったからこその弊害だと言えます。

皆さんも脳死してませんか?
何も考えずにネットの意見に自分を重ねてませんか?
この本には、まなちゃんが好きな本が100冊ほど紹介されてます。
そして、その紹介が感情がこもっていて”まなちゃんの人物像”がイメージできるような紹介なんですよね。
本の感想にかぎったことではないです。
皆さんも人に何かを伝えるとき、テンプレート的な内容ではなく、ぜひ自分の思いを伝えるようにしましょう。(なんか上から目線ですみませんw)
まなちゃんに教えてもらった大切なこと

まなちゃんに教えてもらった大切なこと。
それは…
「楽しむ」ということ。
そんなの当たり前じゃんっ。と思われたかもしれません。
まなちゃんは、学校の図書室、書店、図書館に本を見に行くそうです。
そんなまなちゃんが本を探す様子が、本書には書かれているのですが…
「楽しそう」なんですよね。
もちろん読み終わった後の感想も楽しそうなんですが、本を選ぶ時から楽しそうなんですよねw
そして、本書を読んでてふと思ったんですよね。
「大切なものは思ったよりも早く手に入ってる」んじゃないかと。
例えば、世界遺産を見るために旅行に行くとします。
目的は世界遺産ですが、それまでの仲間との道中や、新しい出会いだったりが楽しい時間じゃないですか?
新しい洋服を買うまでの探してる時間…
ディズニーランドで隠れミッキーを見つけるまでの時間…
目的を達成するまでの過程(道草)が楽しくないですか?
もう一度だけ言わせてくださいww
「大切なものは思ったよりも早く手に入ってる」んじゃないですか?

食欲や物欲を叶えても、満たされない理由はこれなんですかねー?w
皆さんも、自分が何をしている時が「楽しい」のか考えてみてください。
きっと自分を見つめなおす、いい機会になりますよ。
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『まなの本棚』のまとめになります。
- 感想は自分の思ったままでいいんです
- 何事も「楽しむ」ということ
最後にもう一度っ!
「まなちゃんありがとう」
おすすめの100冊が書いてあるだけと思ってましたが、「忘れていた大切な事」に気づけたような感覚になりましたー。(大げさ?w)
明日も、晴れるかなー。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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