※本記事は映画の内容のネタバレを含みます

この記事では映画【ビューティフル・マインド】のネタバレ感想を書いてるよー。

今まで500本以上の映画を見てますが、
僕の中でトップ5に入る大好きな映画ですー。
評価と作品情報
公開:2002年3月30日 (アメリカ制作)
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
監督:ロン・ハワード
受賞:第74回アカデミー賞、第59回ゴールデングローブ賞、第55回英国アカデミー賞(英語版)、第8回全米映画俳優組合賞
IMDbの評価は8.0以上ということで、めっちゃ高評価です。
あらすじ
この世の真理を解明しようとする天才数学者の男は、周囲の好奇の目に晒されながらもある研究を成就させ、夢を叶える。そんな中、彼の頭脳に目をつけた諜報機関が、彼に敵対国の暗号解読を依頼。極秘の任務の中、徐々に男の精神は蝕まれていく。
引用:Googleナレッジパネル
ノーベル経済学賞を受賞した天才数学者、ジョン・ナッシュ氏の半生を描く物語になってます。
実話がもとになっているので、なかなか生々しい内容でしたね。
それと、ストーリーの中盤にまさかの展開が待ち受けてますが、本記事では触れないようにしたいと思います。

初めて見たときは衝撃でしたー。
ぜひ1度は見て欲しい作品ですー。
感想
1番人気の美女を狙うのは非効率?

1番人気の美女(イケメン)を狙うのは非効率?
経済学の世界では「集団の中の個人が自分のためにベストを尽くすこと」で最良の結果が得られると考えられてました。
しかしジョン・ナッシュ氏は「最良の結果を出すためには、集団の中の個人が自分のためにベストを尽くし、集団のためにベストを尽くすこと」と考えました。
思いついたのは、ナッシュ氏が同期とバーに飲みに行ったときです。
バーでブロンズヘアーの美人を見つけて、男達は声をかけようとしました。
そのとき、ナッシュ氏はこう思いました。
「このバーで1番の美人に対して、みんなで言い寄るのは最良の結果にならないんじゃないのか?」
「お互いがライバルになって排除しあうことになり、結果として誰も得をしないのでは?」
つまり、”それぞれが自分のためにベストを尽くす”ことが、集団にとっては必ずしも最良の結果にならないという事です。
このきっかけをもとに、これまでの経済学の常識に疑問を抱き始めたナッシュ氏。
その後に統合失調症になってしまいますが、なんと「ノーベル経済学賞」を受賞することになります。

経済学むずかしいーw
E=mc²=愛

愛してくれる人がいるだけで…
彼女にも恵まれて、結婚したナッシュ氏。
頭脳を買われて諜報機関で敵対国の暗号解読をすることになります。
その後、充実した人生を送るかと思いきや、責任重大な仕事ということもあり、徐々に精神が蝕まれていって”統合失調症”になってしまいます。
薬による治療を開始しますが、副反応に苦しむことに…
薬を飲むと、性欲が減少して妻を満足させることもできず…
頭の回転も悪くなり数学者として思うように結果を出せなくなってしまいます。
そんな日々が続き、、、妻も限界を迎えていました。
それでも夫を信じて、自身の身を削り、必死に介護し続ける妻。
ホントに心から尊敬しますし、何より見ていて辛かったです…
1人でも愛してくれる人がいるだけで救われる。
妻の支えがなければ、「ノーベル経済学賞」を受賞することもできなかったでしょう。
どん底に落ちても、人は誰かに愛されることで立ち直れるっ!

何年先も語り継がれる名作だと思いますー。
最後に
以上が「ビューティフル・マインド」を見た感想になります。
今回は控えめのネタバレになりますー。
僕が見てきた映画の中でもトップ5に入る大好きな作品なので、ぜひ見て欲しいですねー。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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